亥の子石のお祓いに行ってきました!

 令和5年9月8日金曜日に大野第一区の子ども会亥の子祭り担当者2名と筆者で「亥の子石」のお祓いのために大頭神社へ行って参りました。亥の子石ですが、現在子ども会で持っているものは木製のもの2つとなっています。

 亥の子祭りは西日本を中心に行われてきたものですが地域によってお祭りのしかたは全く異なるようです。大野第一区では子どもたちが綱を使って亥の子石を地面に槌(つ)きます。これにより豊作祝い(お祭りは収穫時期に行われるため)、子孫繁栄のお祈りなどを行うようです。近年は健康や商売繁盛祈願の意味もあるようです。大野第一区では子ども会主催で令和5年11月3日(金祝)、4日(土)に亥の子祭りを予定しています。間もなく参加お問い合わせ・ご案内の回覧版が回付されると思います。

 さてお祓いの方ですが、社殿に上げていただき神主さんを通じて石のお祓いと、お祭りの無事をお願いしていただきました。木製とはいえ石は結構ズシリと重かったです。駐車場から社殿まで運ぶのが結構シンドかったです。しかし子どもたちには元気に石を振り上げて槌いてもらい、健康増進、地域発展を呼び込んでもらいたいと思います。

 神主さんにお伺いしましたところ、過去3年間は中止となっていたものの、それ以前から大野地域で亥の子石のお祓いに来る子ども会は大野第一区のみだそうです。他の区では既に止めたのではないかとのお話でした。最近は多様性などと叫ばれ、宗教色の濃い行事も取りやめとなることが多いようですが、亥の子祭りは宗教行事ではなく、昔から伝わる地域行事として永く残していければなぁと思いました(筆者の個人の意見です)。

お祓いの済んだ亥の子石
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