令和5年9月10日午前9時より、大野東市民センター、柿の浦集会所、柿ノ浦4号公園で大野第一区令和5年度防災訓練が開催されました。
今年度は主に宮島口上1丁目・2丁目にお住いの会員の皆様が対象となりました。午前9時過ぎ頃から宮島口上1丁目・2丁目の組長さん中心に大野東市民センター多目的ホールへ集まって来られました
一方防災部会、宮島口上地域自主防災会会員、一区役員は前日よりテント張りや多目的ホールの椅子や机を並べたりと準備を行ってきました。また当日は廿日市市消防団第12分団の皆様のご協力もいただきました。準備は午前9時までにすべて完了しいよいよ防災訓練が始まりました。
まず参加者はABCの3つのグループに分かれます。防災部会長から簡単な説明のあと、まずは皆さんで非常食づくり体験をしました。今回は「炊き込みご飯」です。
市民センターから柿ノ浦4号公園に出て、炊飯用袋「ハイゼックス」にお米を詰めていきました。その後水をいれて口をゴムで固く縛って終わりです。袋に入ったお米は移動式かまどのお湯の中に入れてお米が炊き上がるのを待ちます。
非常食の準備が終了し、それぞれのグループごとに、避難所見学、消火訓練、防災倉庫備品使用訓練を行いました。
避難所見学は大野東市民センター長より、大野東市民センターの設備(食料備蓄倉庫、シャワー室、煮炊き用簡易かまど設備、簡易トイレ)などを紹介していただきました。
消火訓練は柿の浦集会所入口付近で参加者全員が実際の消火器を使った消火訓練を行いました。
防災倉庫備品使用訓練は、柿の浦集会所ホールにて大野第一区内7カ所に設置されている防災倉庫に納められている防災備品について説明が行われました。
それぞれ10分~15分程度で説明を受けたり、実際に使用を体験したりしました。
各見学、訓練終了後に再び大野東市民センター多目的ホールに集まり、午前11時より広島地方気象台 地震津波火山防災情報調査官の高垣正治様より「地震への備え」というお題目で出前講座をいただきました。地震発生のしくみ、我が国における地震の歴史、広島県の地震の解説、東日本大震災の教訓、地震災害への備えについてお話をいただきました。
出前講座が終了し、参加者の皆さんは参加賞と非常食訓練で作り炊き上がった炊き込みご飯を持って帰られ、防災訓練は無事終了しました。
大野第一区では年度毎に各地域で防災訓練を行っています。来年度も開催予定です。今回も多くの方のご参加をいただきましたが、また来年度も対象地域の皆様はもちろん、対象外の地域にお住まいでも参加したいという方はぜひご参加ください。