令和5年6月25日(日) 鳴川海岸(廿日市市大野)でのクリーンアップ作戦に参加してきました。この時期は午前中でもかなり暑くなるので午前7時集合と涼しいうちに終わらせようということで早い時間の集合になっているのだと思います。ただ、この日は幸いなことに曇り空で薄日が少し出る程度で、それほど暑くはなりませんでした。
受付を済ませ、回収袋をもらって早速海岸に出てみました。
結構大勢来ていますが、昨年の方がもっと多かったような気がします。ただ、この写真は午前6時45分頃の撮影で、まだ集合時間の7時前ですのでこれくらいでしょうか。
砂浜を歩いていきますと、いろいろ落ちていました。筆者はガラスの破片、植木鉢の破片、樹脂製か塩ビ製かわからないのですが何かの管(くだ)、インスタントラーメンのカップ、リュックサック(入れて持ってきた荷物はどうやって持って帰ったのか?)、茶碗の破片などを拾いました。目を凝らして砂浜を見ていますと特にガラス瓶の破片がたくさん落ちています。砂浜を裸足で歩くとかなり危険だと思いました。
あと、目についたのは発砲スチロールのかけらです。これは砂浜を白くするくらいでかなり広範囲にわたって散らかっていました。下の写真の白い部分が発泡スチロールのゴミです。
この発泡スチロールは非常に厄介です。一つ一つ欠片を拾っていくのは気の遠くなるような作業です。本当は砂も含めて篩(ふるい)にかけるのが一番良いのでしょうけどこれが海岸線に沿ってずーっと続くものですからすぐには終わりません。かといって時間が経っていずれは砂になるようなものでもないので困ります。
すこし歯痒い思いをしながら時間が来てしまいましたので、拾ったものが入ったゴミ袋を持って砂浜を後にしました。
鳴川海岸清掃は毎年この時期と秋頃でしたか年に2回ほど行っていたような気がします。今後はこちらのページでも日程が判りましたらお知らせするようにしたいと思います。興味のある方は奮ってご参加ください。
(令和5年7月3日追記)
こちらの記事で書いていました砂浜のゴミに「樹脂製か塩ビ製かわからないのですが何かの管(くだ)」、「発砲スチロールのかけら」があると書きましたが、これらはいずれも牡蠣の養殖いかだから出るものだそうです。養殖業者さんもこれらのゴミを出さないように懸命に努力されているそうですが、牡蠣いかだと衝突する船や海中の大きなゴミが原因となって発生するそうです。この情報は上の「SDGsの勉強会」でたまたまお話がありましたので付け加えておきます。