令和6年1月20日(土)午後2時より午後3時過ぎまで柿の浦集会所大ホールにて令和5年度組長懇談会が開催されました。
これは今年度(令和5年度)の各組長さんに集まっていただいて、実際に組長を務められて感じたこと、気付いたことなどをお伺いするものです。承ったご意見などは今後の大野第一区の運営に活かしたいと考えています。また、最新の大野第一区の情報などを組長さんにお伝えしご意見・ご提言を頂戴するものです。
まずは野田区長のご挨拶のあと、各部会から現時点までの活動報告が行われました。その後予め各組長さんにお願いしていたご意見・ご提言について野田区長から回答と説明を行いました。ご意見・ご提言と回答・説明は下にリンクを貼っておきます。ご興味のある方はご覧ください。
その後、現在大野第一区で試験運用を行っている「デジタル回覧板」について説明を行いました。デジタル回覧板については、①スマートフォンやタブレットを持たない住民の方はどうなるのか、②個人情報の流出の心配はないのか、③紙の回覧板の使用による地域交流促進が削がれるのではないかといったご質問をいただきました。
デジタル回覧板に関する各質問については、以下のとおりです。③は質問をいただいたのに話の流れでお答えしていませんでしたのでこちらで回答いたします。
①スマートフォンやタブレットを持たない方についてですが、デジタル回覧板導入となっても今後も引き続き紙の回覧板をすべての組で併用で回付する予定にしていますので、回覧板情報を見ることができないということはありません。
②個人情報については、当アプリの使用はダウンロード、一区で定められたID・パスワードを入力してご利用いただけるようになっています。つまり個人の名前や電話番号など個人情報の登録は一切ありません。したがってデジタル回覧板を運営・管理する大野第一区もどなたがダウンロードされ、どなたが閲覧しているかはわかりません。但し、閲覧回数だけは判るようになっています。いわゆるLINEは個人の電話番号などを登録しなければなりませんがこの電子回覧板はそのようなことはありませんので、個人情報が流出する心配はありません。アプリの制作会社もこの点を大きなセールスポイントとしています。但し、どなたが閲覧したかはわからないので、例えば他のアプリに見られるような高齢者の見守りの機能は期待できません。
③紙の回覧板の回付を飛ばす世帯が出てくるためお隣との交流の機会が減るのではないかというご指摘もいただきました。この点は現在の紙の回覧板でも日中は留守宅の世帯も多く、紙の回覧板も対面で手渡しではなく、玄関先に置くだけになっている組も多いと考えています。したがって隣人・ご近所との交流は、例えば組総会の開催や、一斉清掃など区の行事に参加する、日頃から会ったら近況を話し合うなどの方法により十分補えると考えています。
以上のほか、一区の防災対策についてもご意見をいただきました。先頃も能登半島沖地震があり、皆様も非常に気になっているところだと思います。大野第一区としても防災対策や避難後の対応などにも重点項目として準備を進めて参りたいと考えています。
最後にご参加いただいた各組長さんで、デジタル回覧板アプリのダウンロードを希望する方に実際にダウンロードをしてもらい、今月配信された回覧板もご覧いただきました。
雨の中お越しいただいた組長の皆様、誠にありがとうございました。あと3か月弱ですが、引き続きご協力・ご指導宜しくお願い申し上げます。
組長懇談会ご意見・ご提言はこちら
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