令和5年11月26日(日)13:00より柿の浦集会所大ホールで令和5年度第3回子どもサバイバル教室が開催されました。今回のテーマは「鉱石ラジオを作ってみよう!」でした。
筆者が小学生の頃に鉱石ラジオを作った記憶があり、電池も電源もないのに声が聞こえるという不思議な感覚をよく覚えています。これを大野第一区の子どもさんたちにもぜひ体験してほしいと思い、今回企画しました。
今回は小学生の皆さん11人、保護者の皆さん10人の21人に加え、小学生の兄弟姉妹も3人来てくれました。
もうすっかり子どもサバイバル教室ではおなじみのタンタン先生こと田中雄司先生となっちゃん先生こと納城なつみ先生にお越しいただき、今回は特別にハンダ付け担当として胡(えびす)先生にもお越しいただきました。
区長のあいさつの後、早速タンタン先生の鉱石ラジオの説明のあと、先生の掛け声で作業が始まりました。今回は鉱石ラジオキットを用意し、みんなに取組んでもらいました。
特に筆者が心配していたのはハンダ付けでした。ハンダごては非常に熱くなり手に触れるとやけどをしてしまいます。多少のやけども勉強と考えていましたが、やはりとても心配になります。オロナイン軟膏とバンドエイドはたくさん用意していました。
しかしさすが大野第一区の子どもたち!初めてでも全く臆せず上手にハンダ付けをしていきます。結局全員やけどすることなく上手にハンダ付けができました!
鉱石ラジオが完成していよいよ作ったラジオを聞くことになりました。タンタン先生によるとどうしてもハンダ付けの段階でコンプレッサーなどを熱で壊してしまうことが多いとのことで、みんな一生懸命作ったラジオから音が聞こえるかどうかとても心配でした。
キットの部品だけでは柿の浦集会所では聞こえないそうで、タンタン先生は集会所横の国旗用ポールをアンテナにしてみんなが作ったラジオに繋いでアンテナを取りチューニングをしてみました。ラジオは全員しっかり聞くことができました!
子どもたち全員の「聞こえた!」「聞こえる!」という喜びの声が何よりでした。
今回はタンタン先生となっちゃん先生にたくさんの鉱石ラジオキットで試作してもらい、もっとも簡単に作れて聞こえるキットを選んでいただきました。今回募集開始が二週間前、応募締切が一週間前となったのも、どのラジオキットが良いか選ぶのに時間がかかったためで、タンタン先生となっちゃん先生には大変尽力していただきました。ありがとうございました。また胡先生も最後に子どもたちがラジオを聞こえるようにアンテナやチューニングをしていただきました。ありがとうございました。
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