令和5年7月30日(日)午前11時より大野東市民センターホールと柿ノ浦4号公園にて令和5年度第2回子どもサバイバル教室(防犯青少年育成部会主催)が開催されました。
今回のテーマは「竹を切って削って流しそうめん」です。竹材を明治時代から作られている国産ナイフ「肥後守(ひごのかみ)」を使って削り、お箸を作ります。そして自分で作ったお箸で流しそうめんをするというものです。
講師にはもうすっかり当教室でおなじみの田中電気商会代表の田中雄司先生(たんたん先生)と納城なつみ先生(なっちゃん先生)をお迎えしました。参加者数は小学生34人、保護者16名、お手伝いとして一区役員・部会関係者6名、更生保護女性会より4名の合計60名となりました。
まず、防犯青少年育成部会の筆者より本日の教室の流れを説明し、続いてたんたん先生となっちゃん先生より肥後守の正しい使い方を学びました。この時に参加者の子どもさんに肥後守が配られました。子どもたちはみんな受け取った肥後守を手に持ち嬉しそうでした。
いよいよ竹を削る作業に入ります。やはり子どもたちはナイフの使い方を教わったばかりのため悪戦苦闘している様子も見えましたが、中には上手に削ってお箸を作っている子どもさんもいました。
今回の教室の目的は上手にお箸を作ることではなく、「ナイフは正しく使えば非常に便利な道具」であることを知ってもらい、実際に自分の手を動かしてナイフを使うことを経験することです。たんたん先生となっちゃん先生は子ども達を見て回り丁寧に教えてくださいました。
お箸がほぼ完成しまして、いよいよ流しそうめんです。流しそうめん台はたんたん先生となっちゃん先生が教室開始2時間くらい前からきてくださり、組んでいただきました。ホースから水を流しますとうまく流れました。更生保護女性会のみなさんで茹でていただいたそうめんを流します。子どもたちはみんな競ってそうめんを自分で作ったお箸ですくって美味しそうに食べました。
写真はないのですが、流しそうめんのあと、1週間後に開催される夏祭りへ向けて気分を盛り上げてもらおうと、大野第一区で所有している綿菓子機を出して綿菓子を子どもたちに振る舞いました。実は夏祭り前に機械を試運転しておこうということでおまけで行ったのですが、綿菓子も大盛況で一人で4,5本食べた子どもさんもいました。
非常に暑い中でしたが、子どもさんからは「楽しかった」「おいしかった」との声を掛けられ、やってよかったと思いました。また、暑い中準備から指導まで何から何まで行ってくださいましたたんたん先生となっちゃん先生には深く御礼申し上げます。
本日参加者した子どもたちに配った肥後守を大野第一区からのプレゼントとしました。ぜひこの夏休みはじめ今後も肥後守を使って工作したり、鉛筆を削ったりして大事に使ってもらいたいと思います。